深海や森を
光や闇を
青の濃淡と白だけ表現し
キャンバスいっぱいに描かれた作品
一瞬にして心を掴まれた
心の支えとなっている
かの人の象徴ともいえる「青」
発端はそんな理由で惹かれたのかも
しれない
natureな作品が多く
私見だけど陽や朧月の優しい光が
海や森に射し込み
闇から引き上げてくれるような…
光へ導いてくれるような…
そんなふうに感じている
Caoliさん
調べてみたら 下書きなしで
フリーハンドで描くとのこと
小鳥や猫、木立など可愛らしく
ぬくもりのある絵柄なのに
大胆な技法を用いている事も
魅力的だった
Caoliさんのグッズは普段使いが出来て
オンラインでも
購入出来るけど
見れば見るほど吸い込まれそうな
美しい青を操る
女性に会いたかった
いつでもアトリエにおられるわけでは
ブログを随一確認した
そして2022.11.30
アトリエは弁天横丁と呼ばれる
細い路地を入った所の
明治大正に建てられた木造の2階建ての
長屋で職人さんらが営む何店舗かの
テナントの1つだった
あれ?あれれ?
営業してる風ではない…
散々SNSで確認したはずなのにな…
中で掃除機掛けをしている女性
SNSで見たcaoliさんに似ている…
声をかけてみた
「私です」
やっぱり!!
昨日Twitterで
個展の荷物搬入のため30日はお休みと
お知らせしてたんですがとの事だった
やってしまった💦
前日の朝チェックして安心してしまい
昼過ぎに更新されたtweetを
見逃してしまっていた
図らずも迷惑な訪問者となってしまった私…
それなのに快く
「個展に出してしまったので
あんまりないんですけど…」
とアトリエに案内して下さった
SNSで何度も見ていたけど
想像以上に小さい空間だった
よく見るアトリエのような雑然さはなく
見せる空間としてきちんと作品が
ディスプレイされて
寒色であるはずの青たちが
とても暖かく感じた
Caoliさんは
とても気さくな女性だった
きっと彼女の人柄がアトリエを
暖かくしてるのかな
古い小江戸の建物のせいだけではないと
感じた
これから荷物が搬入されるという
忙しい時に突然現れた迷惑な客に
アトリエ内の撮影も許可して下さり
一緒に写真も撮らせてくれた
(撮影許可は頂いたものの投稿の許可を頂くのを忘れたので撮った写真はナシで💦)
グッズも購入させて頂き
早くこの場を立ち去り
作業に戻って頂かなければと
もっと話をお聞きしたい気持ちを抑えた
帰り際に
「ここは芸者さんがいた置屋さん
だったんですよ」と長屋の入口の上を
示してくれた
古いかすれたモノクロの写真に
着物を来た女性がおさめられていた
私が育った土地も置屋さんが
沢山あり
友達のお母さんが芸者さんだったり
したけれど
こんな貴重な写真は見たことが
なかった
推し色から始まった
私の青に固執する暮らしが
この出会いをもたらせてくれた
無理にでも時間を作ってよかった
とはいえ、とんだ迷惑をかけて
しまったので今度はちゃんと営業日に
行きます🙏
疲れたけど素敵な青活だった
Caoliさん
ありがとうございました💙
Caoliさんのアトリエや作品はこちらを
ご覧頂ければ…☟
caoliさん